リクルート ・・・ 90点。
ハイ。行って来ました。アルパチーノ最新作。今回はドンなん・・・(ドキドキ)。ポスターにはひげを生やした厳しい顔のアル♪ファンにとっては久しぶりのひげあり♪・・・スミマセン。ファンなんで。ひげだけでノックダウンです・・・(T_T)。
主人公のジェームズ(コリンファレル)はMITの首席。超エリートプログラマーです。一流企業への就職が決まりかけた矢先、バイト先のバーに現れた男は「君をリクルートしにきた。」という。その就職先は「CIA」。そうです、あの有名なCIAなのです。その男は言葉巧みにジェームズを口説き、しかも彼の父親の情報をほのめかす・・・。かつて変死を遂げた父。その情報をCIAが握っているのか???ジェームズはこうして、CIAの試験を受けるのでした。
この口説きに来た男はバーク。もちろんアルパチーノ(ひげあり♪)です。今回はCIAの新人教育係という凄まじい役です。なんと教壇に立つアル・・・(T_T)。既にこの時点で映画はアルパチーノ色に染まります。スパイを育てる、という全く新しい視点から描かれたCIAは緻密な取材によってリアルに描かれており、ひょっとしたらこうなのかも・・・と信じきってしまうこと請け合いです。徹底して人をだますことを教えられるジェームズら研修生。スパイに必要なハイテク機器も満載♪研修も多岐にわたりますがその根幹にあるのはキャッチコピーにもある「信じるな−自分の五感でさえも」であります。そんな殺伐とした研修の中で、ジェームズは一人の女性研修生に惹かれていく・・・。その彼女レイラを演じるのがトータルフィアーのヒロインのブリジットモイナハンでした。彼女のどことなく冷たさのあるしなやかな演技も中々秀逸です。中盤以降のコリンとブリジットのやり取りはドキドキもんですぞ・・・(T_T)。
とにもかくにも、限りなくアルパチーノの映画であり、彼がこの役をやるという前提のもと作られた感がありますので、若干一般受けという意味では弱いでしょう。しかし!!!しかし!!!アルパチーノファンには全てをご案内できること請け合い!!!セリフ!!!(もち演説あり♪、だって「先生」だもん♪)目つき!!!物腰!!!買い食い!!!(<いや、大事でしょう。・・・ハイそこ引かないでね〜。)登場シーンからラストまで限りなくアルの映画です。だってさぁラストなんて、彼以外では成立しないでしょう?!「アルパチーノ」があるからこそ成立したラストといえましょう・・・。
そういった意味では、限りなくファン向けであり、ファン以外の方にはあまりおすすめできないかも知れません。また、彼の新たな一面を描き出したという真新しさの点では弱いので若干保守的な作品かも知れません。まぁ、そんなことはどうでもいいんで、アルのすばらしさを実感していただきたいと思います。
テーマとしては、愛を信じきれるか?というような点でしょうか。そしていかに真実を知るか、自分を見つけるか・・・というようなことが幹になっているような気はしましたが、繰り返して言えるのはアルパチーノの魅力を堪能するための映画であり、その目的はある程度達成されていると思います。
うーん。ファンにはたまらないんですが、普通の人はどうなんでしょうね?ということで私の点数はあまり参考にならんかな???とにかくうっとりできる作品でした。