エバーアフター … 60点

おなじみのシンデレラ。この童話の実話版とも言うべき作品。あらすじは言うまでも無いですね。
主演にETやスクリーム(最初に死ぬ役)、チャーリーズエンジェルで活躍しているドリューバリモアを迎えてのシンデレラ。
゛Once upon a time there lived a young girl who loved her father very much.゛。おなじみの「昔々、あるところに…」のフレーズで物語りは始まります。
 この作品は個人的にかなりの意欲作だと思います。挑戦的とでも言いましょうか。これに共感できるか出来ないかは見る人次第ですが、なかなか興味深い作品でした。場所や時間の設定や、脇役の配置。さらには王子とシンデレラのエピソードはもちろんのこと、製作的なものである配役や音楽などもなかなかにすばらしい。色々な意味でがんばっている気合の入った作品ですな。
 童話と実話のギャップを楽しむ作品だと思います。ということで具体的なエピソードは伏せておきましょう。見てのお楽しみ、ということで。
 個人的にぐっときたのは、シンデレラが売られた召使を助けに行くシーンですかな。年老いても愛は愛。愛ってすばらしい…。とココで私は不覚にも涙してしまいました。後は、継母とシンデレラが2人で亡き父と夫を回想するシーンも秀逸です。ともに愛した人を思う女2人。うーん、ぞくぞくします。
 製作側の気合の入り方が半端ではありません。そういった意味では灰汁の強い映画です。それはまた、気合の入りすぎから来る練込み不足も感じられますが、それはそれ。
 こんなシンデレラもあるよ、的な作品。このシンデレラがあなたにとってのシンデレラになってくれれば、作った方々もうっとりしてくれるでしょう。