山形 0-0 札幌
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モンテディオvsコンサドーレ |
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Stadio:札幌ドーム 07/03/25
コンサドーレ札幌
○ ○
ダヴィ 中山
○ ○ ○ ○
西谷 カウエ 芳賀 藤田
○ ○ ○ ○
西嶋 ブルーノクアドロス 曽田 西澤
○
高木
監督:三浦俊也
モンテディオ山形
○ ○
北村 豊田
○ ○ ○ ○
財前 秋葉 渡辺 宮沢
○ ○ ○ ○
石川 小原 レオナルド 木村
○
清水
監督:樋口靖洋
主審:井上知大
A2Pickup
ホームで勝ちきれなかった札幌はそのままアウェー山形に乗り込みます。中盤にカウエが復帰したため、西嶋が左サイドに戻ります。インフルエンザから復帰した大塚は控えに入りました。こうして開幕から4週間の面子を見てみると、各ポジションでの三浦監督の優先順位というのが見えてくるのではないでしょうか。
対する山形は開幕からの不動の面子。前節は早々と試合なしを消化して、この試合でホーム初勝利を狙います。
この日は日中小雨がぱらついていたと言うことで、ややスリッピーなコンディション。それもあってかロングボール主体で立ち上がった…というか札幌はいつもですが…両チームですが、あっさりと札幌がペースを握ります。まず2トップに上手くボールが収まる点と、収まらなくても体を張り、山形のファールを引き出しています。さらに西谷に対するマークがかなりゆるく、山形DHの二人の裏のスペースを上手く札幌が使えている感じです。特に西谷に対するマークは前節の湘南戦と比べると雲泥の差。事前の印象であった「山形は立ち上りが変」というのはあながち間違っていないようです。
ということで、オープニングシュートは前述のファールでもらったFKを芳賀が狙ったものでした。その後いきなりのチャンスがやってきます。
| 03分 |
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この前のシーンで、西谷に入ったボールに対してダヴィが左の裏に走ってタッチライン際まで行く、というシーンがあります。そのシーンは木村にカットされますが、そのこぼれ球をレオナルドが拾いに行っているため、山形のDFラインが乱れています。
の割には秋葉の位置取りが明らかにおかしく(ダヴィのアップになっているため、レオナルドの蹴ったボールがどうなったのが良くわからない)カウエの当たりに物凄いスペースがあります。
そんな流れの中で再び西谷の足元にボールが入ったシーン。西谷はすばやく中央の中山にクロス。中山がヘッドで裏に落としますが、ダヴィはタックルに合いシュートまでいけませんが、こぼれ球をスペースに走りこんだカウエがミドルシュート!!!!
残念ながらGKにキャッチされますが、西谷、楔、さらにはDHのシュートと私の見たいものが全て詰まっているかのような、ある意味理想的な展開でシュートまで行きました。芳賀西嶋大塚の時ではこの位置までDHが上がってくることは少なく、そういった意味でも非常に興味深いシーンとなりました。 |
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明らかに山形は試合の入り方に何か問題があり、湘南と比べても守備の組織はまだ整っていない印象。前節もミッドウィーク開催があった札幌としては何とか早めに点を取って流れを確固たるものにしたいところです。
山形は左に入った財前を起点に攻めを仕掛けてきますが、怖いシュートはありません。逆にDHのパスカットやセカンドを拾った札幌が攻め込むシーンが続きます。13分には芳賀のタックルからすばやく左を駆け上がった西嶋がクロス、相手にあたったこぼれがスルーパスのような格好になり中山が絶好のチャンスを得ますが、残念ながら空振り。しかし、そのこぼれを拾ったカウエがパスアンドゴーで右裏をえぐるなど、今までにない攻撃パターンが見られました。その後のCKでもこぼれ球を再びカウエがミドルシュート。立ち上りはカウエの攻撃参加がかなり光りました。
18分には相手のFKミスをダヴィが拾ってすばやくスルーパス、西谷が中央裏に抜け出てGKと1vs1になるなど、どうしたんだ…と問い詰めたくなるぐらいチャンスが続きます。21分には藤田のサイドチェンジから左に西嶋に通り、西嶋がグランダーのクロスでペナの中のニアに入ったカウエ、と言う感じにまさにカウエの動きがチームに新しい形を見せてくれていました。一番凄いな、と思ったのが中山やダヴィの楔の折り返しをうける位置が見事に高いんですね。ある意味トップ下的な位置取りをカウエがしており、非常に興味深いシーンが続きました(23分あたりとか)。繰り返しになりますが、連戦の札幌はこの時間に先取点を取りたかったところ。しかし、残念なことに得点を奪うにまではいたりませんでした。
25分過ぎぐらいから山形はセットプレーを中心に徐々にペースを握り始めます。札幌はカウンターらしいカウンターを繰り出せず、苦しい時間が続きます。しかし、今までの札幌なら失点していたような危ない時間帯も無難に乗り切ってしまうあたりが、今期の強さの一つではないでしょうか。
執拗に右サイドを狙ってくる山形のスルーパスやロングボールによってやや間延びしてきた中盤ではありましたが、山形の方もこれといったシーンを作ることがありません。そうしてペースを握られたまま耐え切って、終了間際の42分、右から左へのサイドチェンジから西谷がドリブルで中央に仕掛けます。レオナルドを鮮やかにかわした後、左の裏へスルー、中山がペナの中から折り返したボールを足元でうけた西谷が振り向き様に仕掛けようとしたところに先ほどかわされたレオナルドのタックル!!!これが足にあたり、札幌がなんとこの時間帯にPKを獲得!!!!西谷の個人技とともにその仕掛けから中央へ入って来ていた点、さらにはこの前半で何度も決まっていたサイドチェンジが起点になっている当たりは非常にいい形からのPKと言えるのではないでしょうか。このPKを時間をかけてしっかり西谷が決めて先制。どうしてもほしかった先取点を札幌がゲットして前半を終えます。
●樋口靖洋監督:
・残り時間でこのビハインドを返し、逆転しよう。強いメンタリティで戦おう。
・セカンドボールは必ずマイボールにすること。
・サイドを基点に攻めよう。
●三浦俊也監督:
・後半、相手も点を取りに来るので粘り強く行こう。
・残り45分集中して、受け身にならないように、勝ちに行こう。
先制したということもあり、後半立ち上りは回す山形・守る札幌、という予想通りの展開になります。とはいえ、山形のサイドアタックをきちんとつぶす札幌。最終ラインで山形が回すシーンが何度も続きます。昨シーズンは札幌の「お家芸」とも言えた最終ラインでのパス回しですが、今期はこれを「相手にさせる。」と言うのがお家芸化しています。まぁ、相手に攻めどころを与えていないのはいいのですが、今期の札幌はそこからのカウンターがありません。これは今後も論争となるであろう重要なポイントのような気がします。56分にはスローインから西谷のアーリーに藤田が(!)飛び込むと言うシーンがありますが、中々シュートまでいけない。回させているともいえますが、サンドバック状態ともいえなくもない…そんな時間帯が長く続きます。57分にも中に入った西谷から右にスルーパスが出て、藤田が強引にシュートまでいきますが残念ながらDFにブロックされます。前半まるで攻撃に参加できなかった藤田のあせりが感じられるシーンが続いたともいえましょう。
中々攻めれない山形が最初に動きます。61分、RSHの宮沢に替えて臼井を投入してきます。そしてゲームは大きく動いていきます。
65分、ロングフィードから臼井が右の西澤をスピードで振り切ってそのままドリブルシュー!!!!!!!(#゚Д゚)ゴルァ!!!、高木が何とかはじきます。臼井はこのようなドリブルで仕掛けるだけではなく、札幌が優位に進めていたセカンドボールの時にもがつがつ体をぶつけてファールを誘うなど、非常にアグレッシブに仕掛けてきます。「まわさせている」、という札幌が臼井のアグレッシブさにより「何とか守る」というような流れに変わっていったのが感じられる時間帯であったと思います。68分にはその臼井経由で右サイドをえぐられクロスの落しを秋葉にミドルシュートを撃たれますがシュートは枠の外…!!!(#゚Д゚)ゴルァ!!!まさにギリギリの攻防が続きました。前半同様、ここで失点しないのが今期の札幌の強さです。さらに山形が攻勢を強め、73分にはFWの横山を投入。その横山が76分にはFKからのこぼれをあわや…というシーンを作るなど、圧倒的な山形ペースのまま後半は続いていきます。80分にはクロスのこぼれをその臼井がボレーシュート!!!…もはや札幌は成す術なし、というような感じすら受けます…。
ここで三浦監督がうった手は大塚の投入でした。82分、藤田を下げて大塚を投入。カウエを右に回すという大胆采配です。そもそもシーズン前はその守備力が期待されたカウエをここでいきなりサイドに投入。やはりサイドをえぐってくる臼井&財前対策と言うことのようです。
ここまで何も出来なかった札幌ですが、84分・85分にようやくカウンターらしいシーンを演出します。替わったばかりの大塚がタックルで奪ったボールを相川が拾いドリブルで仕掛けます。左タッチライン際をドリブルする相川がサイドチェンジでカウエに送り、カウエが中に切れ込んだ西谷にパス、西谷が絶妙なスルーバスを送り、ダヴィがGKと1vs1となりますがシュートは相手GK清水にはじかれます…(T_T)。ようやくシュートらしいシュートが見られましたが追加点はならず…。逆にいえば、後半開始からここまでまともなカウンターが繰り出せなかった…というのが事実と言えます。ここぞ、と言うところでカウンターが繰り出せない、もちろんシュートや得点もない…。守備的な札幌にとっての非常に重要な課題が見えたシーンではなかったでしょうか。
この後は86分に体を張りつづけたダヴィとの交錯で山形DH秋葉が二枚目のイエローで退場するというハプニングもあり、何とか守りつづけた札幌。これで山形の選手の気持ちも折れたのではないでしょうか。さらには89分に時間稼ぎを含めた交代でダヴィに替わって池内投入。…そうです。あの大宮昇格を支えた虎の子、伝家の宝刀三浦サッカーの代名詞「4141」が今シーズ初お目見えです!!!━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
交代の際、池内は4本の指を立てて二列を表示、その中間に握りこぶしを作ります。まさに「4141」!!!実は私も楽しみにしていたシーンがついに訪れました!!!!。
この後はしっかりとサイドで時間稼ぎをした札幌。最後はカウエが大きくクリアしたところでタイムアップの笛…。なんとコンディション的に辛かった札幌が何とか守りきっての勝利となりました。
やはり、前半のアグレッシブな展開がよかったといえましょう。それに加えて山形の立ち上りの不味さと守備陣系の整理がまだ進んでいない点、そして最後の最後で気持ちを折った秋葉の退場が決め手となりました。
後半はまるで形が作れなかった札幌にはやはり「カウンターでの攻撃の形が見えない」という非常に気になる課題が見えたように思います。とはいえ、厳しい日程の中アウェーの山形戦で勝ち点3を獲得したと言うのは非常に大きいといえたのではないでしょうか。個人的には短時間ではありましたが、噂の4141が見られた点、その「1」の部分を池内が担当したと言う点の二点が非常に印象に残る試合だったと思います。
なんだかんだ言って開幕以来4試合負けなし、しかも無失点。胡散臭さ満載の三浦コンサの形はある程度示せているのではないでしょうか。
| スタッツ |
札幌 |
山形 |
| 枠内 |
4 |
1 |
| コーナー |
8 |
8 |
| オフサイド |
3 |
2 |
| 1. 2位以内のために勝ち点90 |
10 |
| 2. 失点は1試合平均1点以内 |
+3 |
| 3. 得失点差は+25〜30 |
+3 |
| 4. 26勝、10〜12引分け、10〜12敗を目標 |
3勝1分1敗 |
| 5. ダビは15ゴール |
1 |
| 6. FWは2人で1試合1点のペースで50点取るのが理想
|
-4 |
| 7. シーズン途中に10〜15連勝 |
3連勝 |
| 8. ホームでは負けない |
1勝1分 |
| 9. 開幕ダッシュ |
3連勝 |
| 10.四国開催を筆頭に下位に取りこぼさない |
1勝 |